『となりのトトロ』
1988年4月 日本
宮崎駿監督
11歳のサツキと4歳のメイが引っ越してきた家は、お化け屋敷!?2人は森の大きな木に住むトトロに出会い、楽しい不思議な体験をする。
昭和30年代の古きよき日本の田舎を背景に、子どもにしか見えない不思議な世界を描いた作品。
・・・と、私がレビューするまでもないのですが、大学生の時に友達が面白いことを言っていたのを思い出したので、改めてこの映画を観てみました。
というのは、この映画の主人公は誰でしょう?というお話。さて、誰ですか?
この質問をされた時に、私は即座に「サツキでしょ?」と答えました。でもこれ人によって、主人公はサツキ派とメイ派に分かれると思うのです。
その友達の分析では、「兄弟の中で、自分が兄・姉の人はサツキに感情移入して観る。弟・妹の人はメイに感情移入して観る」んですって。
これをクラス中のみんなに聞いたら、ほぼ100%この分析は当たってました!!
私はずっとサツキが主人公だと思ってたけど、メイだと思ってる人もいるんだ~となんか感心。
自分の兄弟中でも私は一番上なので。しかも、年の離れた妹もいるから、サツキの気持ちがよくわかるのです。
雨のバス停でお父さんの帰りを待ってる時に、眠たくなったメイをサツキがおんぶしてあげるところなんて・・・。だからお婆ちゃんちで待ってなさいって言ったのに、みたいな。
でも、最近は、ちょっとお父さんの視点からも見られるようになってきました。大人になったってことかな?
え?主人公はトトロ?う~ん、そういう人はどう分析すればいいでしょう?
・・・このレビューを書こうと思って、ネットで他の人の感想を見ていると、「うちの2歳の子どももトトロにすごくはまって、何度も何度もビデオ(DVD)観てます!」とかいう人もけっこういるみたいですね。
でもね、もしトトロの世界が素敵だと思うなら、小さい子どもにたくさんビデオ見せるより、自然の中に連れて行ってたくさん遊ばせてあげたほうがいいんじゃないのかなあ。子どもはきっとトトロに出会えると思うのです。
ちなみに、『となりのトトロ』の中国語版は『龍猫』。ほ~、「龍+猫」なんだ・・・。
中国の人たちにもトトロの人気はとっても高かったです。さすがトトロ。嬉しいですね。
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